8月10日金曜日 大潮 晴れ
前回のリベンジって事で後輩とサバ狙いに行ってきました。
前回買っていた餌が丸々余っていたって事もあったので、今回は
それらを使い切る事を目標にしました。
ポイントに到着した時に、数人がショアジギングをされていました。
それを眺めながら、日が落ちるのを待っていると、その人らが次から次に青物を
掛けています。
しかし今日に限ってジグが無い…(汗)大失態です。
指をくわえて眺めるしかないのは、かなり辛いもんです(涙)
やがて日が落ちて、にわかに人が増えてきます。
少し離れた所に若者が入って来られたので少し話掛けてみると
昨夜はココでジグで良型のサバを釣ったとかで、この日もジグ一本で釣るつもりとの事。
実は過去私もこのポイントでジグのみで挑んだ事はありましたが、あっさり惨敗。
それ以来、ココではキビナゴに頼っています。
そう、あの時は確かサバ爺が隣でほたえまくってました…。
そう思いながら、キャストを続けていると、そのジグの人との間にバイクが…(汗)。
そして反対側にもバイクが…(汗)(汗)
サンドイッチされてしまいました。。。
まぁ人気ポイントやからしゃーないなぁ…と思いながら釣りを続けていると
左に入ったオッサンがやたらと海を照らしています(汗)まさに人間灯台。
私や私の釣り好きの仲間内では、一番やってはいけないご法度の行為を
やらかしてくれています。
どうしたもんか…言った方がエエのかな?とか思っていると
今度は反対側の爺さんが海を照らしています(汗)(汗)(汗)
二基の灯台がご丁寧に海を照らし続けています。
もうねぇ…お願いやからヤメテ。
しかし、こんなとこでトラブルになるのも嫌なので、グッと辛抱。。。
どうも左のオッサンはサビキをするようです。辺りはサバの引き釣りと
エギングの人が殆どの中、ウキを流す模様…(汗)
まぁサバ釣りの人でウキを流す人も居てはりますからエエのですが…
で、オッサンゆっくり投げるようです。しかし仕掛けが上手く行ってないのか
タックルバランス(というのか?)が悪いのが、投げるたびに…
「ガシャガシャ!!」って音が鳴って目の前に落ちます(汗)
何してるんやろう…?と思ったら、右の爺さんが「ウッ!!」って呻き声が…(汗)
一瞬ドキッとして、爺さんの方を向いたら、投げる瞬間に声が出たようで、竿を振った後でした。
爺さんどうやら引き釣りのようですが、仕掛けが殆ど飛んでません。
そして投げた方を延々と照らしています(汗)
一体何を確認してるんやろう…と呆れながら見ていると、左からは
「ガシャガシャ!!!」
激しい音を立てながら、目の前にウキは落下しています。
これは想像なんですが、きっと繋いでるヨリモドシとかをガイドを
通してしまって投げる時にガイドに引っかかるんやろうなぁって。
にしても、右の爺さんはなんでそんなに飛ばん?
投げる時にふと注目してみたら、爺さん短い先調子の竿で
タチウオテンヤ投げてるではないですか(汗)
そら飛ばんわ…。
しばらく左右の猛者の様子を眺めながら休憩する事に。
すると、右の爺さんが休んでる私に気付いて、話し掛けてきます。
「ワシのん全然飛ばんのに、兄ちゃんのんよぉ~飛ぶのぉ」
「まぁ、飛ぶような竿や仕掛けにしてますからね」
「やっぱり糸はPか?」
「P…あ、PEね。そうですよ」
「おぉ、そうそう、やっぱりPか…そらそうやのPやないとの」
「おっちゃんPEちゃうんですか?」
「いや、Pやで」
いやあの…「ピーイー」の「イー」が発音で来てませんやん。
「で、何号のPつことんや?」
「私は今日は1.5号使ってます」
「1.5!?そんな細いんでエエんか?」
「いや、まぁそれでもしっかり魚は抜けますよ。ってか、おっちゃん何号?」
「3号や」
「3号!?それは…太いですね」
「そや!イカもするからな」
おっちゃん…3号でイカしてる人って聞いた事ありません。ってか
イカをするから3号って…(汗)
「そうか~それで飛ばんのか~しかし今日は全然やのぉ…」
「そうですねぇサバ全然来ませんわ」
「いや、イカやねんけどな…」
イカかい!
『さっきからおっさんエギなんか投げてないやないかい!』
と思って垂れ下がってる仕掛けを見たらエギが付いてます(汗)
い・いつの間に…恐るべき爺さん…。
「そういえばさっき、あっちの方でタチウオが回ってたので、イカは難しい
時間帯やないですかねぇ…?」
と言ったら
「そんなことあるかい!ワシもここで10年以上釣りやっとんのに!」
と反論されます。
『10年以上やってて気付かんのかい!前にココでお会いした地元民が
“ココはタチが来たらイカはサッパリになる”ってゆうてたのに…』
と心で呟きましたが、爺さんはお構いなしに語ります。
もう、聞く気も無いので釣り開始。そしたらようやく爺さんも自分の所に
戻って釣りを再開してくれます。
その間、相変わらず左隣のオッサンは「ガシャガシャガッシャン!」
と激しい音を鳴らしています。そんな状況でおかしいとは思わんのかな?
そうこうしてたら久しぶりのバイトが!
巻き上げて行くと時々魚信が来ますが軽い…
手前に寄せて抜いてみたら、20cmに満たないサバでした。
さすがに落胆しました。こんなのが邪魔したら本命が来るまでに
餌が無くなる…と気にしてたら後輩も同じようなサバを連発。
みるみる餌が減って行き、結局デカサバは釣れないまま終了。
餌を買いに行って粘っても良かったのですが、さすがに両隣に
猛者が居たので、納竿を決意しました。
今季のサバはこれにて終了にしようと思います。
にしても、久々にサバ爺と遭遇したらネタ拾いに一所懸命になってしまい
釣りに集中出来んようになるのがまだまだ甘いですねぇ。