ネギの栽培

ぞえ

2018年04月22日 21:10

今回は我が家で育てているネギについて。

我が家ではネギの栽培は欠かせません。

栽培している品種は九条太ねぎという品種のものです。

これは葉の部分が美味しいのですが、株元に土を寄せて

育てると、根元から白くなり、鍋に使われる白ネギの

代用にも使えます。ってか、我が家ではこれしか鍋用として

使ってはいないのですが。


さて、このネギは上手く栽培をすれば種を買わず苗も買わず

毎年イイ感じのサイクルで育てる事が出来ます。


例年は、ネギが終わると食べれなくなるので、全て捨てていましたが

今年から残りの苗を更新剪定し、仮植えで苗を作り、それを

夏の頃に植え付けて再度あの太ネギとして使う、そのサイクルを

確立させようと考えました。




現在のネギは葉がきれいに立っているのですが、真ん中から

ネギ坊主が出てきて、いわゆる「トウ立ち」しています。




こうなると食用には向きません。そこで、一斉に抜いてしまって

葉の部分を思い切ってカットし、全長が20cm程度に切り詰めます。

それを畑に仮植えをして7月下旬まで育て上げます。



それを育てている間には何度かネギは坊主を作ろうとします。

それを根気よく取ってしまう事で、株に余分な体力を使わせずに

元気な苗を作る訳です。また、早い時期に仮植えをする事で

育苗期間が延びると、苗は分けつを始めます。一本のネギが

2本に、2本が4本にと株が増えていくのです。





そして7月下旬のお天気の良い日に全てのネギを掘り起こします。

その後約20日間位軒下などでぶら下げて干します。

20日間干してもネギは丈夫で、株元の栄養はしっかりと残ったままです。

そうして出来たものが干しネギと言われるもので、結構イイお値段で

ホームセンターなどで販売されています。


今までは毎年それを買っていたのですが、ひょんな事からネットで

作り方を知りました。で、比較的難しい事も無く作れるようで

いろんな人がネギは何年も種や苗は買った事が無いという話を

耳にして、ならば今年は自分もやってみようと思い立った訳です。


仮植え出来そうなネギは沢山あって、その中の物はトマトやキュウリ

等と混植してコンパニオンプランツとして使える事も知っています。

そんな使い方をしながら、ネギの無限サイクル栽培に取り掛かろうと

思っています。


これが上手く行ったら…ニヤニヤ



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