タチウオ 10/20
10月20日土曜日 中潮 晴れ 北の風7m暴風
デジカメが壊れて、記事はどうしようか迷ったのですが
備忘録として残す事にしました。
会社のイベントがあり、朝から道具を積み込んで
イベント終了の16時からオニオン島に渡りました。
今回は上司に魚を釣らせるミッションです。
平たく言えば接待みたいなもんです(笑)
とは言いながら、残ってる可能性があるのか無いのか
イカもやりたかったのですが、島を渡って
エサピチに立ち寄った時の暴風で心折られました。
って事で今夜はタチウオのみで釣ってもらう事に。
エサピチのおねいさんに状況を聞いてみると
島の南側まで行かないとアカンような話。
今回は上司のミニバンで運転もお願いしていたので
ナビだけに徹します。
淡路の真ん中を走行中にテクテクさんから入電。
ポイントのアドバイスや釣り方のレクチャーを頂きました。
で、テクテクさんは徳島の南岸に居られるとか(汗)
さすがです。
夜の淡路は比較的車の流れも良く、車内でダベりながら
島南のコンビニに到着。腹ごしらえをして現場に向かい
目的の地に到着。
様子を伺いに車外に出たら、身体を持って行かれそうになる程の
暴風が吹き荒れ、現場でやってる人も風裏でウキ釣りをしている感じ。
とりあえず、爺ちゃん好きの私はウキの爺ちゃんに
「タチウオですか~?状況どうですか?」
と聞いてみたところ
「ワシも今来たとこなんやけんど、あっちのもんはなんぼかつっとーみたいやの」
とコンディションは厳しいのですが、釣れてはいるみたいで一安心。
そして波止の先の方でなにやらしゃくってはる人にも聞いてみたところ
ワインドですでに5本釣ってはるとか。
しかし初心者と同行なので、広くて足場の良い所を探して
私の中での鉄板ポイントに到着。しかし車を停めても、車が揺さぶられる
そんな暴風の中なので、誰一人として釣りをされてる方は居られません(汗)
まぁある意味貸切りって事で、とにかくやってみないと判らないので
タックルを準備して釣り開始します。
今夜はこんな風もあり、そして現場の潮の流れも速いので重い目の
タチウオテンヤにキビナゴを括り付けて、今回は25サイズのケミホタルを
テンヤの頭付近に取り付けて引き釣りをやりました。
この釣り方は数年前に犬島に行った時にmirukoさんから伝授された
釣り方で、タチと言えばこの釣り方しか知りません(汗)
広いポイントで爆風の中かろうじて釣りになってるのは
20gのタチテンヤのおかげかとも思いますが、バイトがありません。
って事で、少しだけ風裏になれるかもと思って建物の陰に移動して一投目…
「ガツ!!!」
タチウオ特有の根掛かりのようなアタリに思いっきりアワセを入れて
テンションを緩めないように引き抜きます。
するとなかなか良いコンディションのタチウオが。
指3本は越えています。
それを見た上司、俄然元気が出てきたので、釣れた私のポイントを譲って
ヒットパターンをレクチャーします。
その間、私も餌を付け替えて空いてるポイントでやってると
「ドスン!」
今度は喰いついて来て暴れる感じのバイトが!完全にむこうアワセな感じで
勝手に乗っかってくれました。無事引き抜いて上司に見せると
「何が違うんや~!」
と少々焦り気味。私としては『接待』って事なので、とにかく一匹釣って
その感触を味わって貰わないと…と思い、釣ってる様子をしばし観察。
投げてからカウントを数える、巻き上げのスピード、時々止める…
とりあえず自分のやってる事を伝えていると…
「う…なんか根掛かりみたいや…何も動かん…」
「それアタリちゃいますか?思いっきりしゃくって!!!」
「お!おおお!お~~!」
と声を発しながら、ようやくのヒットに胸をなでおろしましたが
抜き上げの瞬間、言いたかったのか
「獲ったど~~~!」
と言って海の上でブラブラさせていた時に針外れ…(汗)
「あ゛~~~~~!」
と大声を上げて固まりました。
私も溜息をつきながら、釣れたら速やかに足元に上げる事と
時間が遅くなってる時の大声の、しかも悲鳴は何事かと思われるので
と注意をしました。
その後、私は二桁を超えたので、上司の釣りを見ながら
なんとか良いサイズを2本ゲットして貰えました。
で、一応朝マズメまで残って青物を目指したのですが
見える範囲でヒットさせてる様子は無く納竿にしました。
やはり島は魚影が濃いですね。ベイトのイワシも掬ったら
エエお土産になりそうな程です。
また今季もう少し冷えて来たら行ってみたいなぁ…。